オリエンタリズム|ORIENTARHYTHM

CONCEPT

“日本の素晴らしさ・カッコ良さ”を世界へ

ORIENTARHYTHMは日本の伝統文化の持つ特異な「動き、リズム、精神性」を総合芸術として表現し『日本の素晴らしさ、カッコ良さ』を世界に向けて発信しています。私達のパフォーマンスが日本文化を知るきっかけになれば幸いです。

かつて日本では、勝つ事だけにフォーカスをした命懸けの闘いの中から様々な「武技」が生まれました。そして闘いで生き残った者から次の世代へと技と精神は受け継がれていき、武技は余分なものが削ぎ落とされた「武術」になりました。さらにそれは時間をかけ時代と共に熟成し、一つの道である「武道」となったのです。
この武道の極限まで研ぎ澄まされた技と精神性に私達は新しい価値を見出しました。洗練された所作や技は芸術として観ることができ、特異な精神性は現代の諸問題を解決するメッセージとして捉えることができる。
私たちは、日本の武道には人生を豊かにし、世界を平和にする可能性があることを見出しました。

例えば、日本の武道には世界でも稀な心得があります。それは「勝っても喜ばない」という惻隠の情です。勝つ為に努力を重ね精進してきたのですから、勝ったら喜びを表現したくなるのが当然ですが、しかし日本の武道はそれを戒めてきました。それは勝った瞬間、まずは自分の喜びよりも先に負けた相手を想いやることを重視したからです。自分が勝ったということは、目の前に負けた相手がいる。昔の真剣での闘いであれば相手は大怪我をしているか、命を落としているかもしれない。だからまず自分が勝ったことを喜ぶ前に負けた相手のことを想い、喜びを慎みなさい、という教えです。
このような素晴らしい心得が日本の武道にはあります。これを世界と共有することで現存する多くの問題(人や国の対立や戦争)が解決されるのではないか?そんな期待を胸に私達は活動を続けています。
世界が混沌とした今こそ、日本文化が世界に貢献する時ではないかと想っています。

[TEDxTokyo]